この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第26章 稀少種の運命-金銀盟主-



少年の頃の私は、この星詠みの講義と教育過程が好きだった‥
星で世界を見る楽しさは、城から殆ど出ない私に別の世界を見せてくれ、世界を知る一番身近な術。


1000年経っても私の一番得意なものは星詠みであり、こうして星空を見ている時間が私の心安らぐ時間。


だから星詠みの解析をしようと思った、少しでも長く星に関与していたかったのかも知れない‥
盟主の責務より、星詠みの方が私に向いている。



「・・・??
霧?・・・もう血の力は消えている筈なのに??」


ハールマンに傷付けられ、流れた少量の血程度だと大地が反応するのは数時間程度、もう夜も更ける今になって、大地が記憶を魅せるとは思えない。



「変ですね‥
いえ、普通に霧でしょうか?」


此処は標高高い山の中、普通に霧が出流れてもおかしくは無いが、何となく違うようにも見える‥
ではこの霧は何故発生した??


立ち込める霧は今日見た中で一番深く、近くの川すら朧気に見える視界‥
これはルークと合流した方が得策と思った時、それは急に私の前に現れた・・




『・・・良かった‥‥やっと‥‥やっと会えた‥‥‥ラシード・・・』


「誰です?
私をその名で呼ぶのは‥
その名で呼ばれる事を嫌うと知って呼ぶのであれば、容赦は一切しませんよ」


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ