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第26章 稀少種の運命-金銀盟主-

『ラシードからその言葉を聞けただけで私は十分、欠片も返せたし私にはもう思い残す事は無いわ』


「・・・こんな私を置いてですか？」


『・・えっ！？』


もっとキツく抱き締めれば、ミアの躰にしっかり当たる私のペニス‥
離したくない気持ちの表れなんでしょう、もう二度と逢えないと理解しているだけに、私はミアを離したくない。



「‥‥受け入れて‥‥くれますかミア‥‥」


『は‥‥はいラシード‥‥』


お互い裸体のままだというのに、更に顔を真っ赤にして恥ずかしながらも頷くミア‥
私にすれば、その仕草すら愛おしく感じる‥
やっと取り戻した感情。


またキスし合い、ミアがしっかりその気になってから、私はミアを抱き締めたまま脱いだ上着の上に押し倒していく。



「大丈夫だとは思いますが、辛ければ止めます‥‥良いですねミア」


『逆に壊されるくらい夢中に犯して欲しい‥
本気のラシードを‥‥見せて？』


「・・・煽るのが上手過ぎです・・・
本当に止まらなくなって泣いても知りません、私も男ですからね」


『うっ‥‥うん‥‥』


口だけは言うが、ミアを傷付ける気などある訳が無い‥
ミアに舌を絡める深いキスを仕掛け、キスに気を取られている内に、なるべく痛みが無いよう先端だけ‥‥ヴァギナのごく浅い場所に挿入し、ミアの胎内を慣らしていく方を選んだ。