この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第26章 稀少種の運命-金銀盟主-



「妨げなど思っていません!
ミアのお陰でこうして思い出したんですから‥
ですが私では、ミアの魂を留めておく事も、留めて良いのかすら分からない‥
1000年さ迷ったのに、まださ迷えと言える訳が無いでしょう」


『・・・そうだよね・・・』


「私だってミアを離したく無いです、でもそれを言ってしまえばミアは更にさ迷う事になる、それも嫌です」


ミアを手離してしまえば、私はまた1人なのは分かっている‥
それでも1000年苦しんだミアを、もうこれ以上苦しませたくない、辛いがこれが私の選ぶべき選択。



『私の方が我が儘だね、私は1000前に死んでいるんだもの、本当はこうしてラシードと会う事も出来ない筈なのに‥
‥‥大好きだったわラシード‥‥
今度こそ見付けてパートナーを、ラシードと一緒に歩いてくれる女性を、私は応援しているから』


「・・・必ず・・・」


『うん、ラシードはもう大丈夫‥
幻の私より現実を見てる、もう私は必要無いわ、ちゃんと前を向いて歩ける』


「ですからミアのお陰です‥
ミアが気付かせてくれたからこそ、私は前を向いて歩く気になった、本当に感謝していますミア」


『良かった‥‥
ねえラシード‥‥もう一度だけキスをして‥‥』


「・・ええ・・」


しっかりとミアを抱き止め、ミアにキスをする‥‥心から‥‥



『・・ありがとう・・
幸せになってねラシード、今度こそ幸せに‥‥私の最後の願いよ‥‥』



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ