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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第27章 ルークの決断-離別-
「えっ!?!?」
『何ですか?
悩んでいそうなので、わざわざ魂だけ飛ばしたというのに攻撃しますルーク、まあ無断ですが』
「魂‥‥そんな事をして大丈夫なんですか盟主??」
外で色々と見て来た自分だが、流石に幽霊とか魂とかには出会った試しは無い‥
今目の前に居るけど。
『遺物は完全に私に折れましたからね、遺物を通してある程度外は見えているんです‥
ルークの考えと行動で合っていると私も思います、門と鍵‥‥一番怪しいでしょう』
魂の存在と言ったが、普通に椅子に座り足を組んで自分を見る盟主‥
理解はしたが、どうすれば良いんだが分からなくなりそう。
「ハールマンを付けていますから、門が遺物に触れる事は出来ません‥
それにしても‥‥魂って、そんなに簡単に飛ばせるんですか?」
『はぁ‥‥
どうしてルークはこう‥‥
まあ良いです、そこまで肉体と魂を切り離して行動する事は出来ないので、必要な事だけ言いますよ‥
門と鍵が少しでも不振な行動をしたら、躊躇い無く捕まえなさい、そして私の居室の奥‥‥ベッドの向こうに隠し部屋があり、その中に青く透明な瓶が1つ‥
大戦の頃に手に入れた自白剤、それをお使いなさい後は廃人でしょうがね』
「隠し部屋、自白剤」