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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第27章 ルークの決断-離別-
「少し話が逸れましたね‥
とにかく私とアリアンロッドは共存で互いに納得しています、これは良いです‥
ルークの方はどうでしたか?」
また紅茶を飲み、寛ぎながらもルークの方に目を向ける‥
門と鍵を捕まえたまでは知っているが、その後は私は見ていなかった、ルークの事だから大丈夫だろうと。
「・・・
結論から言えば、欲しい情報は手に入れました‥
目的の書物を管理しているのは、中央施設No.1ニコライ・グロネンコ、門と鍵は中央No.1と賢人を繋ぐ繋ぎであり、門と鍵が打診すれば向こうが情報を開示する、そう言っていました」
「主導権は向こうにありですか」
「はい、後不思議な言葉も‥
最下層・百の罠・トップの承認、聞けたのは此処までで後は精神崩壊しています」
「・・最下層は書物がある場所ですね」
「中央施設最下層に管理されている、そう門と鍵が言いました」
「残る単語は百の罠とトップの承認‥」
トップの承認は最下層を開ける為‥
百の罠は多分言葉通りの意味だろう、それだけの罠を仕掛けているという意味。
「もしニコライが書物を取り出そうとしたら、安全に最下層まで行けるのか、百の罠を自らも潜り抜けなければならないのか‥」
「すみません、それを聞き出す前にタイムリミットでした」