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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー

私が選んだのは巨万の富‥
前に使ったコンラート・ゼクスの名前で、貴族流れの富豪‥
それで中央からCross selsの秘密クラブの介入権を得た。
会員としてのルールは多少ある。
・Cross sels SMクラブの秘密厳守
・調教中の男女を無闇に襲わない
大きなところはそれだけ、私には簡単な事でルールの内にも入らない程度。
そして今回は中央に見付かる訳にはいかないので、ミュンヘン市内に高級アパートを借り、使用人も多少入れた‥
だが使用人がウロウロされるのは面倒くさく、1階下のアパートをもう1つ借り、使用人達を住まわせ、必要な時だけ呼ぶで妥協。
朝比奈悠真がSMクラブに来るのを見張らせながらも、私は30数年ぶりの自由を満喫。
そんな訳で初めてに近い1人暮らし、全く無いとは言わないが、そんな事をしていたのは数百年も昔の話‥
先ずは現代に慣れなければならないのと、1人暮らしという事で料理くらいはと思って、私が一番最初に向かったのは本屋。
(今は多国籍ですねぇ‥
これと、これと‥‥ああ、これも‥‥)
私に合いそうな料理本を購入し、近くの広場で読書‥
こんなのも久し振りの感覚。

