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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー

今度は壁に括り付けられ鞭打たれている女、周りは楽しそうに眺めているが、SMとはこうでは無い気もしないでもない。
"ピシッ!"
「あ"あぁーっ!」
"ピシッ!"
「ギャーー!」
皮膚が裂けるほど、手加減すら無く鞭を入れる‥
それはSMではなく拷問の類い、紙一重だがこんなのはSMとして成立しないという事を何人気付いているのか?
潰しても変わりは幾らでも補充出来る、そう思っている限り、この男は調教師にはなり得ない‥
飴と鞭、それを使い分けてこそ本物の調教師であり、私が知っている調教の責務の内容。
「・・今日のは酷いな・・
あれじゃ女は死ぬぞ、それを見て楽しんでいるこちらが言えた事じゃないか」
「・・・
それには同意しますよ‥
このままで行けば、女は死ぬか再起不能‥
幾ら変わりは居ると言っても、ショーの度に潰していては話しになりませんね」
私はショーを見ずに酒を煽る‥
これ以上見ても無駄、現に女は逆さ吊りにされ穴という穴にバイブを差し込まれ、血を流してもなお鞭打たれていて、既に叫び声すら上げていない。
生きているようだが、気を失い精神状態すらもう‥
それでも鞭打つこの男は、どういう教育をされた?
Cross sels中央は、死体の山を作りたいのだろうか‥‥臓器として!?

