この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー

「・・・石頭・・・」
「違いました?
では岩か岩盤とでも言い直します」
「いや、意味は石頭で多分合ってる‥
頭が固くてなかなか頷かないって言いたいんだろ?
だがな、それじゃこちらの条件では割に合わんと思わないか??」
「そうですね、確かに割に合いません‥
委ねる事になるとは思いますが、情報開示‥‥それくらいしないと納得しないでしょう」
「情報開示か‥‥
最新のコンピューター技術を使っていて、開示したところで分かるかどうか甚だ疑問だ」
「コンピューター技術??」
「ああ、今主流の演算機じゃ無い、もっと高性能の物でスイスが開発したインターネット技術も使っている」
「流石に私の範疇外です‥
でもそれも含めて巨大望遠鏡なのでしょう??」
スイスのインターネット技術は何かで読んだが、まだまだ私の理解出来る物でも無い‥
これは本当に最新技術の習得が必要、また図書館通いですか・・
事が事なので、一応私は仲介とし後の話は政府と本部遺跡の外担当になりそう‥
勿論私が直接テコ入れはする、上手く行けば巨大望遠鏡技術全てが手に入る好機を逃す筈も無い。

