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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー

「・・だからこその繋ぎ・・
それとも私もCross selsに関係していると言った方が納得するんですかね?
繋がりがあるという事は、多少なりとも関係しているという事、ですが私は噂話のように恐い存在ですか悠真?」
「・・・いや・・・
見ている限りで言えば、そうは思えない‥
俺の知っているコンラートは、裏はありそうだがマトモな常識を持った人間、それが街の噂のような事をするとは思えん」
「それで良いんではないですか?
人の心の中は千差万別、私も悠真も‥
真実は己で見付けるからこそ価値があるものであり納得出来る‥
見付けて見ますか?私の中の真実を悠真自身で??」
・・ある意味挑発・・
見付けられるものなら見付けて見ろ、私は逃げも隠れも嘘も言わない‥‥隠し事はするが‥
それで良ければ、悠真自身が見付ければ良い‥‥何が真実かを自身の目で。
「・・参ったな・・
疑問は自分で見付けろと来た、それも面白いがな‥
コンラートあんたに張り付けは、真実を見付けられるのか??」
「それは悠真次第だと思います‥
私も仕事がありますので毎日は付き合えませんが、出来る限り付き合いますよ?」
「俺だって仕事があるんだ、そうそう付き合ってはいられないんだ」
「あの建設中の観測所への立ち入り許可は貰っています、私の方が押し掛けるのも良いかも知れません」
「本当に自由だなコンラートは‥」

