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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー



「良い事だと私は思いますが?
‥‥全く無いとは言いませんが独国では少ないです、積極的に手を差し伸べるという行為は‥
それこそ昔はあったと思います、ですが戦争でそんな余裕も無くなり、知っていても知らないふりをしなくてはいけなくなり、他人に冷たくなってしまったんでしょう」


「ナチか?
話すだけでも嫌な顔をされる」


「・・・・・
独国は全てを消えたナチに押し付けつつも、敗戦国を受け入れ現在に至る‥
敗戦の時、戦犯扱いされた軍人達は、敗戦が決まる前に自殺したナチの高官に全てを押し付けたんです‥‥死人に口無しのように‥‥だからナチを否定する、良い事もしていませんでしたが」


「日本も言えん‥‥
一部の高官達の先導による戦争で片付いたが、天皇は象徴であり権限は無い‥
戦中は天皇の為にと言っていた日本、象徴と言われ戸惑ったのが沢山居た、今は受け入れたがな」


「敗戦国は根本から変えられる勝戦国によって‥‥これが通例です‥
仕方が無い事もありますよ悠真、負けたんですから受け入れるしかないんです」


今更この話は私には辛い‥
あまり表には出なかったとは言え、ナチ高官として追われていたのは確かで、30年以上表から姿を消したのはこの為。


ナチが良かったとは言わないが、ナチの奥深くを知っているだけに完全否定はしたくないもの、心境複雑それが一番合っている。


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