この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第28章 日本という国ーもう1つの祖国ー



「・・・・・」


多分悠真のこの雰囲気と日本というワード‥
思った以上に冷静に世界を見詰め日本を否定しない悠真に、ずっと日本に行ってみたいという心が反応してしまった。


長く世界を放浪したが私は日本には行っていない、正確には行く事が出来なかったともいう‥
日本の方が世界と関わる事を避けていた為に、日本に入る事すら叶わず隣の中国にまで行ったのみ。


だから漸く世界に目を向けた日本に興味を惹かれ、日本人である悠真が気になった‥
同じプロジェクトであれば、接触するのは独国人でも良かったのに、私は朝比奈悠真を敢えて選んだのだから・・



「・・・
本当に本が崩れない内に食事にしましょう悠真・・・」


「あ、ああ・・・」


半ば無理やり悠真を部屋から追い出し話を切り、食事の準備が整ったリビングへと戻った‥‥私が余計な事を言わない為に打ち切ったとも言うのだろうか?



「豪華だが独国料理じゃない?」


「飽きているかと思いまして‥‥」


「外に出るとビールにウィンナーばかり」


「それはミュンヘン独特ですよ‥
独国料理でも地方地方で少々違いますが基本は同じ、だから別の国の料理を頼みました‥
イタリア料理‥‥嫌いですか?」


「旨そうだな、それは‥‥米?」


「ええパエリアと言います、米に魚介や肉を加え炒め煮る料理」


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ