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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第29章 命の重さー盟主の嘆きー




「国内で禁書扱いになっている本の1つ、かのナチ党指導者が獄中で書いたとされるものです‥
当時は半ば強制的にどの家庭にもありましたが、戦後反ナチ運動の頃にその殆どが燃やされたと言います‥‥自分がナチ党では無い証として‥‥」


「知っている‥‥
俺の知り合いの教授が、その本を調べたかったらしいが国立図書館に拒否されたと聞いた、そして国外に持ち出す事も制限されているとか言ってたな」


確か初版本は貴重で、この独国でも見る事すら稀と教授が嘆いていた‥
未来が掛かれているだったか?
俺も興味を惹いたが実物を見たのは初めてだ。



「緊縛をする前に見ますか?
めったに見れる物では無い筈、それもこれは数多く出回る前の初版本‥
出回った改訂版とは少し違う内容だったと記憶にあります」


「どうせ此処から持ち出すのも駄目なんだろ?
目くらいは通したいな‥」


「ええ‥‥
無駄に捕まるのは御免被りたいですので‥
それに此処にある物はこのままにしておきたいんです‥‥何時帰って来ても良いように‥‥」


「???」


コンラートは本を渡してくれたが、それ以上は語らず‥
ただ見ている間、少し屋敷内を見て来ると言って主賓室を出て行ってしまった・・・


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