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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第29章 命の重さー盟主の嘆きー

「‥‥これだけ濡れれば良いでしょう」
手早く前を寛げ、女が怯えない内に胎内へと挿入‥‥
少し考えたが、最奥を貫く事はせず女が快楽と思える場所で律動を始める事にした。
「ああっっ!!
こんな‥‥凄いっっ!」
「私も良いですよ、そして‥‥あなたを選んですみません‥‥」
「っっ!あ‥‥‥‥‥」
今までのように風の刃で胸を切り裂く事は止め、意思の力で伸ばした牙を女の心臓の位置に正確に突き刺す!
見掛けは腰を振りながら胸に貪り付いているようにしか見えなく、時間は掛かるが性的解放をしながら血の補給も出来、そして牙を抜けば女の身体に牙の痕は残らない。
致し方がない時の方法‥
私もこの方法を使ったのは、眠らされる前の話であり、数百年はやっていなかったが、意外に身体は覚えているよう。
「あ‥‥あ‥‥」
「はぁぁ‥‥
久しぶりに‥‥」
少しずつ消えてゆく命を感じながら、私は女の胎内に白濁を解放‥
結局飢えと欲から逃れられない私の運命、ただ1つ女から完全には血を奪わず、生きている頃の姿を留める程度で牙を離した‥‥私なりの情けなのだろうか??

