この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第29章 命の重さー盟主の嘆きー



(待つのもなあ‥‥‥)


コンラートのプライベートが気にならない訳じゃ無い、だがこれはあまりにも失礼だろ?
娼館に来るという事は女を買うのが目的、それ以外に理由なんぞ考えられん。



(緊縛では満足しなかったとか?
いや途中から様子が変だった、特に女が死なせてと騒ぎ出した後‥
あれは感情的というより怒りや苛立ち‥‥)


何故と聞く前に拒絶された‥
何事も人当たりが良いあのコンラートがだ。



(心の中は何を思っているんだろう‥
‥‥それこそ余計なお世話なんだろうコンラートは‥‥)


人当たりは良いが何処か影がある‥


嘘は付いていないと思うが、俺に話さない事は沢山ある‥


そして間違いなく裏と繋がっている‥



(裏社会の人間が、ああも穏やかな性格なんだろうか?
それともあの性格は作り物??)


考えたって答えなんか出やしない、そんな事は分かっているが、こんな不自然な行動をされれば考えたくもなるだろう?



「っ!
ヤバい!!」


考える方に夢中で、それなりの時間が経過していたよう‥
娼館の扉が開く音に、俺は慌てて物影に身を隠した。



(・・・・・・・)


出て来たのはコンラートと、この娼館の人間か?
入り口で立ち話をしながら、コンラートは1枚の紙を男に手渡している。


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ