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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第30章 命の重さ2ー盟主の慟哭ー



「昔な‥‥‥」


「???」


「昔‥‥大戦時代、ナチがこの独国を支配したのは知っているだろう?」


「それはまあ一般教養程度は‥‥」


いきなりタブー視のナチの話を出した所長に俺は疑問を持つ‥
どうして今、この話なのかと。



「俺も死んだ親父に聞いた話だ‥
表立っては言えないが、親父はナチ党員だった‥‥助かったがな‥‥
その親父の戦中の話に、ナチ党将校コンラート・ゼクスという名前がたまに出て来ていた」


「っっ!?」


「ただの同姓同名それくらいは分かる、今生きていれば80も超えたであろう年より、朝比奈が言う人物には合わない‥
だがな金髪青瞳細身長身、ナチ党が理想とした"完全なるアーリア人"そのコンラート・ゼクス中将は、理想全てに適合していたと聞く」


「・・・・・・・」


金髪青瞳細身長身‥‥
コンラートもその全てに適合する、ただしハーフだが‥
でも言っていなかったか?
普段はハーフである事を隠して生活していると。



「親父は不思議な人物だったと話していた‥
指導者の信頼を得ながらも、自身はあまり表に出る事はせず、全てに於いて静観の構え、そして軍人とは思えないほどの融和な物腰‥‥さる貴族の末裔そんな事も言っていた記憶がある」


「何故そんな話を俺に??」


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