この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第30章 命の重さ2ー盟主の慟哭ー



リビングで寛いでいた私に、それは突然やって来た‥
急に緊張感漂うピアス付き達、それを見て私は1人に声を掛ける。



「‥‥何がありました?」


「この敷地内に侵入者です」


「侵入者とは‥‥」


普段このセーフハウスには立入禁止の看板が立てており、人が入る事などまずあり得ない‥
多分この屋敷の噂も一役買ってはいると思う、娼館での話にもあった連続的女性の行方不明と、ネクロフィリアの噂、それがセーフハウスから人を遠ざけている。



「‥‥それが盟主‥‥‥」


「どうしました?」


「侵入したのは、この間盟主と一緒に居られた男だと‥‥」


「この間‥‥悠真ですか‥‥
分かりました、あなた方は隠れていなさい、私1人で会います」


「畏まりました」


命を出せば動きは早い、悠真が屋敷内に入る前にピアス付きは全員何処かに身を隠し、リビングに私1人だけが居る状態‥‥一応は‥‥



(‥‥警戒心旺盛な事‥‥)


隠れてはいるが、醸し出す殺気までは消せず‥‥そんな緊迫の中で何も知らない悠真がリビングに入って来た。



「・・・何をしに来ました悠真?」


「車がある事に気付いたから入って見た‥
俺は少し話をしたかっただけだ」


「この間話をした事の他に何か?
大概の事は話ましたよ」


「だが隠し事もある」


「当たり前です‥
産まれた時から現在まで事細かに話せと言うんですか?
それこそ不可能でしょう」


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ