この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第30章 命の重さ2ー盟主の慟哭ー



その日私は居城にて、私のベッドに転げ回るアリアンを楽しそうに見ていた‥
思った通りにアリアンは膨大な知識と力を持つ子供、昔ルーク用に作ったような戦闘用ローブを着こなし、コロコロと転がるのは微笑ましい。



(私に子供が居れば、こんな気分なんですかね?)


無邪気で何をしても興味があり楽しそう‥
そう考えれば悠真の奥様が臨月だった、これは久しぶりに純真無垢な赤子が見れそう、長い人生の私でも赤子というのは神聖で無垢そう思える。



「クルスー!
何か鳴ってるよーー!!」


「??
電話‥‥‥ですか‥‥‥」


殆ど鳴る事が無い私の私室の電話‥
しかも鳴ってるのは、昔細工したミュンヘンのアパートに繋がる物‥
出るべきかどうか少し悩み、私は電話を取る方を選んだ。



「・・・もしもし・・・」


『失礼ですが、コンラート・ゼクスさんですか?』


「ええ‥‥コンラートは私です、そちらは?」


『朝比奈が所属する会社の上司になります‥
朝比奈がコンラートさんの連絡先を緊急用として置いていっていたんです』


「緊急用‥‥」


話から考えて悠真は山の巨大望遠鏡に居り、そして下で緊急を要するなにかがあった‥
あまり良い予感はしない、悠真の奥様では無く私に掛かって来たのだから。


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ