この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第31章 ルークの暗躍-沈黙の10年



(‥‥足音を消して俺に近付く気配、俺にこんな事をして、タダで済むと思っているのか?)


例え寝ていたとしても、反射的に武器を握る‥‥それが物心が付く前から武器を握っていた俺の習性、繋ぎと暗躍と暗殺の賢人の本能‥‥俺はそれしか知らない。


気配が奥の部屋に入った時、俺は戸口に銃口を合わせた‥
そして向こう‥‥トルホフも俺に拳銃を向けている。



「やっと本性を現したかトルホフ?
それとも俺が先に手柄を立てた癇癪か??」


「ふんっ、何とでも言え‥
お前が持つノウハウを俺に寄越せガルシア」


「人身売買か?
持ってどうする、お前が上に上がるのかよ‥‥二番煎じは無理だろうがな、それに俺が持つノウハウはそれだけじゃ無い」


「ご託を並べるなーー!!」


パンッ!パンッ!とトルホフが拳銃の引き金を引くが、俺は既にベッドには居らず、一足飛びでトルホフに詰め寄り、その頭に拳銃を突き付けていた。



「これで正当防衛成立だ‥‥」


「ガルシア貴様‥‥」


「初めから鬱陶しかったんだよお前は、俺の邪魔ばかりしやがって‥
だがこれで清々出来る」


「銃も撃った事が無いお前がか?」


「そっちが気付かなかっただけだ、俺は引き金を引く事に何の躊躇いも無い、人が死のうが動揺する事も無い‥
産まれた時から裏社会しか知らない俺とお前の差だ」


パーン!と銃声が鳴り響く、俺が引き金を引いた音‥
トルホフは頭部に銃弾1発で即死だろう、返り討ちと分からせる為にワザと拳銃を使った。


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ