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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第32章 ルークの暗躍2-解明された秘密
その入り口を潜ればすぐに階段、それも物凄く深い‥
この中央施設は地下2階構造になっているが、階段はそれよりも下に続いている。
「予想通り別ルート、何処まで行けば最下層なんだろうな」
「知らん、数百年前に作られ、それを基本としてこの中央施設は建てられた‥
俺が知っているのはそんなもんだ」
「大筋は当たりか‥‥
数百年前の罠な‥‥何が飛び出して来るか楽しみだ、近頃運動すらしていなかったんだ丁度良い運動になるだろうさ」
階段を降りて降りて降りて‥‥
行き着いたのは1つの鉄の扉の前。
「開けろ」
「・・・・・」
扉の横には古い制御盤、ニコライが操作すれば扉が開く‥‥これがトップの承認?
簡単過ぎやしないか??
「此処が最下層に繋がる罠の道、役目は果たしたぞ?」
「はいそうですか‥‥なんて言うお目出度い性格じゃ無いぞ俺は、制御や承認がまだあると俺は睨んでいる‥
百の罠に付き合って貰おうか」
「死ぬ気かっ!?」
初めて焦りを見せた‥‥
やはり先は知らないのは本当の話みたいだが、それでも連れて行く‥
この先絶対にこの男が必要になる、普通に考えてもそうだろう?