この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第32章 ルークの暗躍2-解明された秘密



(そんな事を考えている余裕も無い)


坂の勢いのまま転がり迫る大岩、その僅かな転がりのブレをも計算して俺は放つ‥‥渾身の一撃を!!



「はあああああーーーー!!!」


ギリギリまで引き寄せ放った一撃‥‥
ドスンという大きな音を立て、盟主から教わったままに腕力の勢いと、それに伴う衝撃を入れた!!



「・・・・・・・」


俺の拳の勢いに大岩は‥‥止まった‥‥
そして時間差のように大岩からゴトッという音が鳴り響く‥‥音は大岩にヒビが入った音、縦一直線にヒビが入りそして大岩全体に広がり‥‥真っ二つに割れながら崩れて行く大岩を、俺は繰り出した右手そのままに見詰めていた。



「・・・はあはあはあはあ・・・」


「まさか‥‥本当に破壊するとは‥‥」


「はぁはぁ‥‥
言っただろ、一番得意な物で来ると‥‥
盟主の得意技‥‥一撃による衝撃、正確に拳を入れる事によって、人間の心臓からこんな大岩まで内側から破壊出来る‥‥はぁはぁ‥‥」


「だがお前は無事とは言いがたいなルーク・ガルシア?」


「俺は盟主とは違うんでな」


渾身の一撃だった為に起こる力‥‥身体能力の低下‥‥
最大に低下しても普通の人間並だという事は分かっている、だけど現状では普通では都合が悪い。



(今日2度目だが仕方が無いか‥‥)


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ