この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第32章 ルークの暗躍2-解明された秘密



大量の血を流し倒れるトルオフの生命を確認、腕首に触れてもまだ繋がっている首に触れても脈は無し‥
今度こそ本当に死んだか、余計な手間を食った。



「‥‥っっ!ニコライ!!」


忘れていた訳では無い、ニコライまで構う暇が無かった‥
そんなニコライは‥‥壁に寄り掛かり、撃たれた脇腹から血を流し‥‥此処から見ても分かる、もう助からない事が。



「‥‥すまん、しくじった‥‥」


「いや‥‥あの男を監禁しながらも野放しにしていたこちらが悪い‥
お前のせいじゃない‥‥ルーク・ガルシア‥‥」


「二度はしくじらん」


「そうか‥‥殺ったか‥‥」


「・・・・・・・」


ニコライはもう見る力すら残って‥‥いない‥‥
痛み苦しみ死ぬくらいだったら‥‥



「‥‥本当は無理にでも居城に連れ帰りたかったよ‥‥
さらばだニコライ・グロネンコ、賢人から苦しみの無い死を‥‥‥」


「‥‥‥‥‥‥‥」


宝剣では無く、ニコライの心臓を拳で一突き‥‥心臓を貫くのでは生き絶えるまで少しの時間が掛かる、だから拳で心臓破裂を選んだ‥‥少しでも早く楽にさせる為に。



「・・・終わったな・・・」


手に持つのはニコライの階級ピアスと、そして望み望んだ遺物の制御法の書物‥
更に万が一の為にリュックの一番底に入れていた発火物。


俺は発火物をセットし、この最奥の地下から立ち去る事にした‥
起爆すれば、あの部屋は火の海‥‥トルオフもニコライも証拠は残らない、それが一番合理的な方法なんだ・・


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ