この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第33章 ルークの帰還-雲の上のパウリーネへ‥



思いを振り切り本当に麓まで下ろうと歩き出すつもりだったが、家の少し向こうに妙齢の女性3人が俺の方を見て佇んでいる。


知らない人間だが思い当たる節も無くはない、俺はその3人の元に行って見る事にした。



「・・・
あんた達は?」


「ルーク‥‥ガルシア様ですね?」


「私達はパウリーネ様に付き従ってスイスに来たメイドの子になります‥
ガルシア様の事は母とパウリーネ様から伺っていました」


「そして今もアメリア様とこの土地を守っています‥‥母達に代わり私達が‥‥」


「そうか‥‥
だから此処には人が来ない訳だ、あんた達が未然に防いでいる‥‥計画的にな」


やはりとは思う‥
3人の女性、3人のメイド、結び付けるのは簡単な話、だが‥‥
俺はゆっくり話す為に、近くの適当な岩に腰を下ろした。



「守ってくれているのは安心だが、それはあんた達の母親の代の話で今は縛られていないんだ、無理せず自由で良いんだぞ?
本当に必要と判断されていれば、正式に本部が人を送り込む‥‥引き継いでまで守る理由が無いし縛る気も無い」


「‥‥いえ‥‥
私達も好きなんですよアメリア様が、そしてパウリーネ様も好きでした‥
ですから守るのは私達の意思、縛られていませんもの自由にやります」


「構いたくなるんですよアメリア様は‥
1人逞しく生きようとするのがパウリーネ様そっくりで、ついお節介を焼いてしまうんでしょう」


/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ