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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第33章 ルークの帰還-雲の上のパウリーネへ‥



凄くドキドキした‥‥ルークさんに抱き締められて‥‥


パウリーネおばあちゃんを尋ねて来るなんて無かったのに、急に表れたルークさん‥
なんで今更とは思った、おばあちゃんが居なくなって何年経ったのだろう、それなのに本当に今更だって‥‥



「‥‥‥‥‥‥‥」


でもパウリーネおばあちゃんが亡くなっている事は、最初から知っている感じだった、それでも来て話をしていく内に不思議な既視感を覚えたの。


全く知らない人なのに、よく知っていて一緒に居るのが不自然じゃない感覚‥
どうしてそう思ったのか分からない、でもパウリーネおばあちゃんの部屋に案内した後の方が、より強く感じてロッキングチェアに座る姿を見て凄く驚いた。



「‥‥‥レーネママ‥‥‥」


それは良くパウリーネおばあちゃんがベッドに座り、レーネママがロッキングチェアに座る光景‥
レーネママは私と同じ金髪だけど瞳は澄んだ青い瞳、そして少し彫りが深い顔立ち、それが不思議なほどにルークさんに似ていた‥‥一瞬間違ったほど‥‥



『俺は男だよ?』


そんな事は分かってる、ただ雰囲気というか顔立ちがレーネママに似ているって‥
だからルークさんみたいな人が、パウリーネおばあちゃんの好きだった人じゃないかって‥‥ちょっと否定されたけど‥‥


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