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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第34章 パウリーネ-天空の天使



「‥‥‥本当に‥‥‥パウリーネ‥‥‥なのか‥‥‥」


『ルークさんがあまりにも泣くから‥‥ずっと泣いていたから‥‥私‥‥‥
‥‥約束‥‥守ってくれてありがとう、こんなに沢山‥‥‥
知っている?
白薔薇は『約束を守る』という意味があるの』


「知って‥‥いた‥‥
だから白薔薇にしたんだ、それに薔薇はパウリーネが好きな花だったから」


棘があっても赤い薔薇って綺麗よね?


昔パウリーネが言った、だから俺は薔薇ばかりを選んで居城に持ち帰り‥‥ずっと赤薔薇、白薔薇を選んだのはこれが初めてで、花言葉の意味も含めて敢えて白薔薇を選択したんだよ。



『ルークさんを泣かせたのは私のせい‥‥
私が我が儘を言ってルークさんと別れたから、ルークさんはずっと泣いてしまった‥‥‥ごめんなさいルークさん‥‥ずっと言いたかったの‥‥‥』


少し首から腕を離し、俺を見るパウリーネは悲しい顔‥‥多分それは俺も同じ、昔と同じパウリーネの姿を見て悲しい顔をしているとは思う。



「‥‥パウリーネも約束そのままだな‥‥‥幸せだったのか?」


今のままの私を覚えていて‥‥
このパウリーネの姿も、20才前の一番幸せだった姿。



『幸せだったわ‥‥‥
レーネもアメリアも良い子で‥‥
でもねレーネはルークさんに似ていたのよ‥‥棲んだ青い瞳がルークさんそっくり‥‥』


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