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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第35章 遺跡と遺物-自由への扉



「‥‥‥‥‥
見ると実際に触れ感じる事は違いますアリアン、世界を見る事は出来ますが、世界に触れる事は出来ません‥
私はもう一度世界に触れてみたいんです、自由に縛られる事無く世界を感じたい、それが遺物から目覚めた私が持った望みなんですよ」


「それは‥‥そうだけど‥‥」


何時ものようにベッドに座るアリアン、ですが沈んだように俯き何かを考えているよう‥
アリアンにはアリアンの言い分がある、それも分かります‥‥感情があるんです当たり前の事。



「‥‥‥アリアン‥‥‥」


私はアリアンが座るベッドの前に膝を付く、しっかりと話を聞く為に‥‥



「アリアンは私が外の世界に出るのは嫌ですか?」


「‥‥また僕を1人にするの?
クルスはずっと外だった、ずっとドイツに‥‥此処に帰って来るのを嫌って、稀少種である自分を嫌って、遺物の僕を嫌って、帰って来なかったじゃない」


「アリアン、今は嫌っていますか?
少なくとも私は今のアリアンは好きですよ」


嘘は一切言っていない、例えアリアンに嘘を吐いても、私と繋がるアリアンは直ぐ悟ってしまうんです、嘘を吐く必要すら無い筈。


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