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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第35章 遺跡と遺物-自由への扉

「遺物の意思、アリアンロッドは何度か見た事がありますね?」
「・・・ある・・・
小さな男の子だった」
「仮の姿ですよあれは‥‥
本来の姿は大人、ですが問題があり子供の姿を取っていたに過ぎません」
「問題??」
やはり説明は此処からでしょう‥
アリアンの躰の秘密、これから始めなければ話になりません。
「‥‥雌雄同体という言葉を知っていますかハールマン」
「しゆう?どうたい??」
「1つの躰に男性の特徴も、女性の特徴も持つ者、そんな意味です‥
そしてアリアンはその雌雄同体、見た目的には中性的から女性に近いですが、女性器も男性器も持ち合わせている珍しい例」
「マ○コがあり、ぺニスもある」
「ええ、何故貴方にこの話をしたか‥‥‥それはアリアンがハールマンを選んだ為、アリアンは貴方を望んでいます、アリアンと同じく遺物の一部として‥」
「俺が?
・・老いぼれに期待されても困る」
「遺物に年は関係ありません、遺物の一部となれば老いも若きも思いのまま‥
ですがハールマン、貴方はアリアンを愛する事が出来ますか?
そして‥‥一度遺物に入ってしまえば、二度と出る事は叶いません、言わば人柱なんでしょう、それも考慮に入れて下さい」

