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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第35章 遺跡と遺物-自由への扉



「ハールマン??」


「こんな老いぼれに触れたら、アリアンが汚れる」


「そんな事無い、そんなの気にしない‥
だから僕に向かって片手を出して、お願いハールマン」


「・・・・・」


少し考えた後、ハールマンが恐る恐るアリアンに向かって手を伸ばした‥
それを包み込むように、大切に両手で握るアリアン、そして力を使う。



(直接的にアリアンが力を使うのを見るのは、私でも初めて‥‥)


他には見えないが、私の目はアリアンの力を視覚として捉える‥
綺麗な金色の力がハールマンを包み、その躰‥‥細胞の1つ1つまで活性化。



(私とは違い、適合率は関係無いんですね)


圧倒的な力の差、私が人間に力を使う場合、適合率という柵が付くが、アリアンには人間全てが自然の一部で、力を使える対象。


そんな事を考えている内に、ハールマンの姿が変わってゆく。


老いた躰は張りのある若々しい躰に‥‥


白髪混じりの髪が本来の茶に‥‥


躰の作りも昔見た筋肉質に‥‥


アリアンの力によって若返る躰‥‥
これを神の奇跡と人間は言うんでしょう、アリアンに取れば自然を活性化させたに過ぎないとは、誰も思うまい。



「‥‥‥良いよ‥‥‥
若いと格好いいねハールマン?」


「・・俺の躰が・・
軽い昔のように動く、腕力もあの頃の腕力、これが・・アリアンの力」


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