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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第36章 開け放たれた扉ー自由への翼
だけど僕は知ってる、ミナミは僕が子供でも大人でも優しくしてくれるって‥
少し未来の話だけど、僕はミナミも好きなんだ、僕を遺物の意思だと理解していて優しくしてくれる‥‥本当は今から待ち遠しい。
だけどミナミはクルスのモノ、正確には少し違うかも知れないけど、ミナミがクルスのパートナーとして盟主になるのは本当、そして僕とカールとも繋がりを持つ‥
これがあの時クルスに言えなかった話。
「僕に関わる人はみんな好きだけど、一番大切なのはカールだよ‥
僕のガーディアンで、僕のパートナー、前にも言ったけど、少しずつでも良いから僕を好きになって、僕をずっと愛してカール」
「・・俺で良いんだな・・
ずっとアリアンと一緒に居る、それに好きになる事をアリアンが教えてくれる‥
俺は犯す事しか覚えて来なかった、だから・・俺なりで良いのか?」
「‥‥良いよ‥‥
カールがそう思うんだったら、幾らでも僕をあげる、カールと繋がってみたい、カールに犯されてみたいって気持ちも僕の中にあるから‥
そして此処から世界を見よう!
世界だけじゃない、何も無いこの空間だけど、世界中の何でもあるんだ、2人で色々な物を作って遊ぼ、豪華な部屋からスペースシャトルまで何でも作れちゃうんだよ」