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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第27章 静かな日常と影

一週間前、ようやく混乱した状況から落ち着いた時に夏子に聞いたのだ。

昼間、学校の裏庭で雪が降る前にと、外で昼食を取っていた際、

「唯ちゃんの事件直前にね?部活では普通の顔をして接してたんだけど、部活終わったら駆け寄って来て、『昼はごめんな。駅で告られてるの見て、俺焦っちまって、行動したら、誠と波留に色々尋問された挙句に乗っちまって、あんな風に告っちまって。だから、色々嫌われたかなって思うんだけど、好きなんだ。付き合ってくれないか?』って。」

「それでどんな返事したの?」

と、萌もニヤニヤしながら聞いたら、

「もーう!萌、楽しんでるでしょ!言ったわよ!『驚いて逃げちゃったけど、私も好きです。よろしくお願いします。って!」

「きゃあ!青春!ラブラブなんでしょー?」

「い、いや、あはは」

と、顔を赤らめながら言う夏子に

「おめでとう〜」

と抱き着いた。


それを思い出していると、誠はスカートの少し奥位まで内腿をなぞりながら

「萌、知ってるの?」

と、ニヤニヤしながら聞いてくる。

「し、知らないわよ!」

と言ってると、

「じゃあ、後で吐かせよう〜」

と付け根まで手が伸びて来た。

ビクビクする体をなんとか抑えつつ

紘と夏子が

「頼む!萌ちゃん!言わないでくれ!」

「萌、恥ずかしいからお願いぃぃぃ〜」

と言うのを

快感を我慢しながら

「言わない言わない」

と笑いながら言うと

「くそぅー」

と、アソコに手が伸びて来た。

(そ、それは流石に…)

と、キッと誠を睨みつけたら、ニヤニヤしながら内腿からアソコに当たるように刺激して来る。

(や、ヤバイ、ここからは話が出来ないっ!!)

俯きながら思っていたら、美咲が

「どうしたの?萌」

と言うものだから

「い、いえいえなんでも!」

と、言ってる傍からクチュと誠の手の甲にアソコが当たるのが分かり、恥ずかしくなる。
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