この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第27章 静かな日常と影
チロチロチロチロ…
「はぁぁぁああああんんんっはぁぁん…あぁぁん…」
大股に開き、誠の頭に手を置いていると、片手だけ誠は萌の手を握りしめる。
レロン…レロン…
舌の動きが変わる。
「きゃふっはぁぁん…あぁああぁあ…んぅ〜」
誠の手を握り返しながら、体を仰け反らせる萌。
カリッ
と、優しめに歯を立てられ
「あっああっ!!」
ビクビク体が痙攣する。
そのあとは、
「萌ちゃん、誠くん出来たわよー!」
と言う声が聞こえるまで、ヴィィィーンと言うローターの振動はそのままに、誠の優しい舌の愛撫が続いた。
ボトッ
フォークのシフォンケーキが落ちる。
それを見ていた夏子が
「どうしたの?萌」
と、心配そうな顔で萌を見つめるも、顔を赤くしながら、
「大丈夫!なんでもない!」
と、シフォンケーキに生クリームを付けて、シフォンケーキを口の中に入れる。
座って、向かいに座っている誠が、萌の股に足を入れ、萌のアソコを優しく撫でてからだ。
クリトリスの愛撫をしていて
「出来た」
と言う風に言われた時、
「ローターは止めるね」
と、耳元で囁いた誠。
けれど、ローターはその時、
「ちょっと奥まで入りすぎてるかも」
と、また、膣口付近まで移動し、パンスト自体はクリトリス付近しか穴が空いていないという、誠の手の器用さがあってかそのまま。
わざと、誠は裸足になり、萌のアソコを撫でるように愛撫している。
たまにクチュ…クチュ…と音が鳴る。
音が鳴ってるのが気が気ではないが、みんな気付いていないらしい。
「誠のトコのカラオケに行く」
と言うのは、萌は全く知らされておらず、周りのみんなは知っていたらしい。
小声で
「なんで教えてくれなかったのよ!」
と言うと
「わりぃわりぃ忘れてた」
と誠は言っていたが、多分確信犯。
バイトが終わるまでローターがいつ暴発するかは気が気ではないけれど、まず、さっきまで、ずっとローター責めが続いていたのが無くなり、少し落ち着いた。
誠も一応気遣ってくれているらしく、食べてる時も、足の愛撫はたまにしか来ない。
けれど、その愛撫を待ってる自分もいたり、シフォンケーキも食べたかったり…萌の葛藤は続いた。