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第27章 静かな日常と影

「はぁぁん…はぁぁぁん…」

マイが豊の上に乗り、豊はズンズンズンズンとマイの下からペニスの出し入れをしている。

あれから、何かとマイを呼びつけ、行為をするようになった。

（やっぱり似ている）

高橋萌に…。

豊はそう思いながら腰を振り続ける。



「ねぇ？私たち、付き合っちゃわない？」

マイは口が回らないラリってる口調で言う。

豊は上体を起こし、鞄をガサゴソ探し、携帯電話を見る。

（また、利用できるヤツを見つけた…）

そう思いながら、

「…良いよ…協力してくれるんだったらね……」

と言う一言にマイは

「やったぁ！」

と、豊を抱き締める。

（12月…川中誠を追い詰めて行こう…）

そう思いながら、マイをまた押し倒した……ーーー。