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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第28章 迫り来る影
電話マークの斜め右の数字を思わず誠は二度見する。

「はっ?!20件っ?!」

「どしたの?まこちゃん」

そう言って、誠のスマホを覗き見る萌。

着信表示は非通知の山。

下にスライドさせていくとようやく昨日架けた紘の名前が出て来る。

「ま、まこちゃ……」

震える萌に

「ほっとこうぜ。どうせ悪戯だ。大丈夫」

と言って抱き締める。

(あいつか…?)

豊の顔を思い浮かべ、少し様子を見ることにした。





「あぁぁんんんっ」

べろべろとマイのクリトリスを舐める豊。

「これで良かったの?」

と、マイは聞く。

「あぁ…明日はこの倍頼む……」

マイに覆い被さる豊。

(来週はアレだ……)

鞄に入ってあるものを思い浮かべる。

(じわじわと…そう…じわじわと追い詰めるんだ……そして……)

ニヤニヤしながら、ズブズブと腰をピストン運動する豊。

「あぁぁぁんはぁぁぁんあぁぁぁんっ」

マイの嬌声が木霊した。




それからと言うもの、誠の着信件数は徐々にアップしている。

ブーンブーン

深夜帯にまで及ぶ様になり、

「まこちゃ、これ警察とゆうちゃん達に知らせた方が…」

と言う萌を誠はギュッと強く抱き締める。

恐怖と言うものはこう言うものなのか…。

誠は思う。

(あいつが…俺を……)

誠はぎゅっと目を瞑った。



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