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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第28章 迫り来る影
「萌ちゃん、型取って〜」

かなが言うのに、萌はクッキーの型を差し出し、かなは手元にあるクッキーの型をクッキーの生地に差し込んでいく。

今日は土曜日。

缶詰状態になってる誠と萌のために…と、またいつものメンバープラス、かなが、萌の家にやって来た。

美咲は、

「今日は食べに来ただけだから」

と、言い、リビングで男性軍や夏子と話をしている。

かなは、萌に

「そう言えば、クリスマスどうする?」

と、コソッと聞く。

萌はあっと言う表情をした。

「…そう言えば、唯ちゃんの事とかまこちゃんの事が気がかりになっちゃってて、そんな話してない…」

(しかもご褒美のプレゼントも渡してなかったわ…)

誠だったら、クリスマスとかの行事はすぐに飛び付くだろう。

けれど、今、派手に嫌がらせ行為が続いて、気持ちの余裕なんてないのだろうと萌は思った。

「そっかぁ…しかし、キミらホント変なヤツに付けられちゃったね」

かなは最初の印象と違い、実はサバサバしていて、姉御肌な性格をしているのに驚いた。

「それが悩みなのよねぇ。けど好きな服とか着たいから、こうやって着てる。結構みんなに驚かれるのよ」

と、笑いながら話をしていたっけ。


かなの話に

「ほんっとそうなんです…。まだ、鑑定とかして、血液型が一緒って事くらいしか分かってない。あとは携帯電話に非通知が、ガンガンかかって来たり、机の上がズタズタ…まこちゃん、地味にやられちゃって、…しかも」

コショコショと、萌に耳打ちをした言葉を聞き、

「えー!あの誠くんが?」

と、亮に色々と聞かされているようで、びっくりした表情で言う。

「まぁ多分、ホントそれ所じゃないからでしょうけどね…」

と言うのに、かなはんー…と言う表情をし

「よし!お姉さんが人肌脱ごうじゃないかっ」

と、言い、美咲と夏子に耳打ちしに行った。
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