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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第28章 迫り来る影
「ただいまー」

じゃりっと暖簾を開けて誠は部屋に入る。

いつもの様に、晩御飯を食べ終わった萌は皿洗いをしていて、誠に向かって

「おかえり」

と萌が言ってる最中、部屋に誰もいない事を察すると、いつもの通り萌の服に手を忍ばせて、揉み揉み…と胸を揉む。

それどころじゃないのだが、誠の性らしく、習慣付けられている行動。

しかし、今はそれ以上の事をしていない。

表面上は普通に接していても、この間あった事が誠の中でしこりになっており、少しぎくしゃくしていたのだ。

胸を揉んでいる最中、誠は

(…ん?)

と、思い、

「萌ちゃん、お風呂入った?」

と、聞くと、

「入ったよー」

との答え。

けど、服は普段着。

「なんでノーブラなの?」

と、聞いてみる。

萌はハッと言う顔をし、

「…あっ!さっきまでママに頼まれて、ママの車に乗ってコンビニに行っていたから、普段着なのっ」

と、言う言葉に

「…ふーん…」

と、言いつつ、何故か違和感を拭えなかったが、萌が

「ご飯!ご飯食べるでしょ?」

と、何故か顔を赤らめて言うものだから

「ん、そしたら食べようかな」

と、誠が言い、誠は萌の部屋に行き、着替える最中、後ろの方で

はぁぁぁ〜…と言うため息を漏らした萌にやはり違和感を感じた。


萌はバクバク心臓を鳴らしてる。

あの後行ったのは、ランジェリーショップ。

顔を赤らめて、同伴を拒絶した隆、亮、紘は、他のテナント店舗に行ったが、何故か波留だけ

「男の意見も聞きたいだろうし」

と、いう事で、ランジェリーショップに残り、淡々とみんなに似合うものを選び始めた。

何候補か選んでくれた上で、美咲達4対1の押し問答の末、萌に決まったのは、赤の透けレースを使ったベビードール。

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