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第28章 迫り来る影

胸元はレースで盛り込まれているが、その他は透け透けで、胸の所から生地が分けられている。ちなみにパンティもアンダーヘアが見えるくらいの透け透けでTバック状になっていて、ガーターベルトが付けられてるように、太腿にレースが付けられていると言うもの。

「赤は興奮する色だから」

と言う波留の言葉で、これに決まり

「どんな反応が来るのか、絶対報告してね！面白いから！」

と、美咲。

「私を食べてって言うのよ？着けてる事バレないようにして、誠くんが着替えてる時に普段着を脱いどくのよ？」

と、かな。

「べ、勉強になりますっ！！」

と、夏子は色違いのベビードールを購入した。

どうやら紘に試すらしい。

ちなみに美咲やかなも買ってはいたものの、過激すぎて言葉に出来ない。

ばくんばくんと言う心臓の高鳴りの中、早苗はあの後出かけて行ったし、帰って来ないらしい。

誠に言ったのは本当の事。

早苗が夕飯を作っている間に萌が入浴していて、出た後、味噌が切れたからと言う事で、近くのコンビニまで買いに行った。

早苗が、夕飯を食べ終わったあと、

「出かけてくる」

と言い、家を出て行き、

（もしかして…？）

などと思ったが、

今は萌は美咲と、かなが言うように出来るかどうかが問題で、一先ず、服を脱ごうと、普段着を慌てて脱ぐ事にした。

普段着を脱ぎ、服を畳み、そわそわと落ち着かなく、行ったり来たりしてる中、スウェットを着た誠が戻って着た。



遠目から見ると何故か萌が赤い服を着ている。

（ん？なんだあれは）

行ったり来たりとそわそわしてる様子を見て、

（さては謀ったな…）

と、紘達を思い浮かべる。

まず、さっきの会話の流れの通り、

「萌、ご飯食べたいー」

と、行ったり来たりしてる萌を見ながら行った所、

萌が何か意を決した様に立ち止まった萌のベビードール姿に

誠は

（はっへっいっ？！）

と、驚き、その後萌が言った一言で仰天をした。


「わ、わわわ私を食べてっ」

「ぶぅーーーーっ！！」