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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第29章 血と機転と夢
半身だけ起こした状態…刺されてるため、動く時は鈍痛は響いたが、その状態で、萌をちょいちょい、ヒビが入っていない方の手で、手招きをする。
「ど、どうしたの?」
「良いから!ここ座って。」
そう言われ、ベッドに腰を掛けた萌に
「靴脱いで、こっち座って?」
と誠。
かぁぁぁと顔を赤らませて、
「まこちゃん、三日間寝てたんだからねっ!?しかも刺されたりして、体が大変なんだからね?」
そう言う傍ら、
萌を引き寄せて、手で萌の触り心地を確かめる。
「あぁ…萌だ…」
そういいながら片手だけで、萌の触り心地を確かめてく内に、クリクリと胸元を刺激する。
「ま、まこちゃ…」
顔を赤らめて、萌が止めに掛かろうとした時に誠は右指の薬指に付けられているリングに気が付いた。
視線が手に注がれているのを見た萌が
「似合う?」
と、手の甲を差し出して、誠に聞く。
「ああ…。すごく似合ってる…。俺の気持ちだ…」
そう言って顔を赤らめて横を向く誠に、萌が
「俺の気持ちって?」
と、聞く。
「お前は俺のお姫様…そう言う事だ…」
深いキスをしてくる誠に、萌はぎゅーと体を抱き締める。
「お姫様なんだ?私…」
「俺にとったらお前はお姫様過ぎてお姫様過ぎて仕方がない。」
そう言いながら
「おじさんの夢見たって、お前が言った時にさ、多分これ持ってた方が良いんじゃないか…そう思ったんだ。だから、すごく時間かかっちゃったけど…」
その言葉を泣き笑いの表情を浮かべて
「まこちゃんが助かってくれたから、それで良いの」
と、萌は誠の肩に頭を寄せる。
「そいやケーキ…」
事件の前に、作って待ってるねーと言われてた。
「作り直してくる。しかも、まだまこちゃん重湯だし、食べれないでしょ?もう、美咲先輩達と食べちゃった」
がーんとなりながらも、後で警察の事情聴取は入るが、今は豊の事を思い出したくない。
「退院したら、クリスマス、もう一回やろうな…」
「…うん」
顔を重なり合わせたその時間は長く続いた。
「ど、どうしたの?」
「良いから!ここ座って。」
そう言われ、ベッドに腰を掛けた萌に
「靴脱いで、こっち座って?」
と誠。
かぁぁぁと顔を赤らませて、
「まこちゃん、三日間寝てたんだからねっ!?しかも刺されたりして、体が大変なんだからね?」
そう言う傍ら、
萌を引き寄せて、手で萌の触り心地を確かめる。
「あぁ…萌だ…」
そういいながら片手だけで、萌の触り心地を確かめてく内に、クリクリと胸元を刺激する。
「ま、まこちゃ…」
顔を赤らめて、萌が止めに掛かろうとした時に誠は右指の薬指に付けられているリングに気が付いた。
視線が手に注がれているのを見た萌が
「似合う?」
と、手の甲を差し出して、誠に聞く。
「ああ…。すごく似合ってる…。俺の気持ちだ…」
そう言って顔を赤らめて横を向く誠に、萌が
「俺の気持ちって?」
と、聞く。
「お前は俺のお姫様…そう言う事だ…」
深いキスをしてくる誠に、萌はぎゅーと体を抱き締める。
「お姫様なんだ?私…」
「俺にとったらお前はお姫様過ぎてお姫様過ぎて仕方がない。」
そう言いながら
「おじさんの夢見たって、お前が言った時にさ、多分これ持ってた方が良いんじゃないか…そう思ったんだ。だから、すごく時間かかっちゃったけど…」
その言葉を泣き笑いの表情を浮かべて
「まこちゃんが助かってくれたから、それで良いの」
と、萌は誠の肩に頭を寄せる。
「そいやケーキ…」
事件の前に、作って待ってるねーと言われてた。
「作り直してくる。しかも、まだまこちゃん重湯だし、食べれないでしょ?もう、美咲先輩達と食べちゃった」
がーんとなりながらも、後で警察の事情聴取は入るが、今は豊の事を思い出したくない。
「退院したら、クリスマス、もう一回やろうな…」
「…うん」
顔を重なり合わせたその時間は長く続いた。