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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第30章 甘える誠
「萌、メシは?」
誠の言葉に、どっさりとコンビニで買った食べ物を出す。
「…明日の夕方位まではここにいるから」
と、言う萌に、誠はきらきらした顔を見せ
「やった!萌と一緒に寝れるっ」
と言う言葉に
(簡易ベッド用意してもらってるんだけど、多分これじゃまこちゃんのベッド行き間違いないなぁ…)
と、苦笑いしつつ、コンビニで買ったおにぎりと、お惣菜を出し、食べようとすると、パカッと誠は口を開ける。
「え?どうしたの?まこちゃん?」
そう聞いたら
「俺にも食べさせて」
と言う言葉が返ってくる。
「まこちゃん!左手でも食べれるように、スプーン用意されてるよね?!」
萌が叱ると
「今日だけ…お願い…」
と、また誠のお願い攻撃が炸裂する。
(もぉ…本当に甘えたいみたいね…)
と、いつもは見せない、甘えたがりの誠を見て、多分寂しかったんだろうなと考えた萌は
「分かったわよ…」
と、ため息を吐きながら、自分のご飯を食べつつ
「はい、あーん」
と、食事を誠に入れる事にした。
すると誠はポンポンとベッドを叩く。
「へ?どう言う意味?」
萌が聞くと
「萌もここに乗って一緒に食べるの!」
との答え。
「…いやいや、ゆっくり食べたいでしょ?」
と聞いたら
「俺はふっついて食べたいのっ!!」
と言う誠。
(ああ…きっとまた駄々を捏ねられるんだろうなぁ)
と、心中諦めが漂った萌は
「分かった…分かりましたよ…」
と言い、ベッドで靴を脱いで、誠のベッドの中に入ると、誠は萌を寄りかからせるようにし
(近くで食べさせると、やりにくいよぉ…)
と思う萌とは反対に、
パクと、スプーンにある食べ物を屈んで食べる誠。
萌もその間におにぎりをぱくりと食べながら、誠が食べ終わったら口を開く為、その度に食べ物を誠の口に運ぶ。
誠の言葉に、どっさりとコンビニで買った食べ物を出す。
「…明日の夕方位まではここにいるから」
と、言う萌に、誠はきらきらした顔を見せ
「やった!萌と一緒に寝れるっ」
と言う言葉に
(簡易ベッド用意してもらってるんだけど、多分これじゃまこちゃんのベッド行き間違いないなぁ…)
と、苦笑いしつつ、コンビニで買ったおにぎりと、お惣菜を出し、食べようとすると、パカッと誠は口を開ける。
「え?どうしたの?まこちゃん?」
そう聞いたら
「俺にも食べさせて」
と言う言葉が返ってくる。
「まこちゃん!左手でも食べれるように、スプーン用意されてるよね?!」
萌が叱ると
「今日だけ…お願い…」
と、また誠のお願い攻撃が炸裂する。
(もぉ…本当に甘えたいみたいね…)
と、いつもは見せない、甘えたがりの誠を見て、多分寂しかったんだろうなと考えた萌は
「分かったわよ…」
と、ため息を吐きながら、自分のご飯を食べつつ
「はい、あーん」
と、食事を誠に入れる事にした。
すると誠はポンポンとベッドを叩く。
「へ?どう言う意味?」
萌が聞くと
「萌もここに乗って一緒に食べるの!」
との答え。
「…いやいや、ゆっくり食べたいでしょ?」
と聞いたら
「俺はふっついて食べたいのっ!!」
と言う誠。
(ああ…きっとまた駄々を捏ねられるんだろうなぁ)
と、心中諦めが漂った萌は
「分かった…分かりましたよ…」
と言い、ベッドで靴を脱いで、誠のベッドの中に入ると、誠は萌を寄りかからせるようにし
(近くで食べさせると、やりにくいよぉ…)
と思う萌とは反対に、
パクと、スプーンにある食べ物を屈んで食べる誠。
萌もその間におにぎりをぱくりと食べながら、誠が食べ終わったら口を開く為、その度に食べ物を誠の口に運ぶ。