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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第30章 甘える誠
それを見た陽太はため息を吐き

「仕方がない…でも、またこんなことがあったら、海外に連れて行くからな?」

と言う言葉に

「分かった。約束する」

と、真面目な表情で誠は返す。

陽太は萌の方を向き

「落ち着かない所がある息子で申し訳ないんだが、よろしくな…」

と言いつつ

「早苗さんとも話をしておきたいんだが…」

と言う言葉に

「わ、私から何か伝えときますか?」

と聞くと

「連絡先教えといて貰えるか?」

とのこと。

「わかりました。母には連絡先教えといたと言っておきますので…」

と、自分が持っているメモ帳を取り出し、早苗の連絡先を書く萌。

メモを貰った陽太は

「とにかく無茶するな。お前昔っから変な所で無茶するんだから…ほんとにもう…」

と言いつつ

「四日までこっちにいるから、また来るからな…」

と言い残し、病室を去って行く。

見送りに行った萌が戻って来た後、誠ははぁ…と深いため息を吐き、

「びっくりしたなぁ…」

と言いながら、萌を自分のベッドに座らせる。

またむにむに胸を触る誠に

「ありがとね、まこちゃん…」

と言った所

「はぁーめっちゃ今お前を襲いたかったのに、親父の出現でパァだ…」

と、陽太出現のショックから、少し甘えたがりから元に戻ったらしい。

(もう少し甘えたがりのまこちゃんを見たかった…ってのは言わないでおこう…)

と思った萌。

一緒にいたら、そんな場面はきっと要所要所に出て来るだろうし、誠にはまず体を第一に治して貰いたかった萌だった。
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