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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第32章 退院後はメイド姿で
冬休みが終わる二日前、晴れて自由の身になり、手のギブスも頭の抜糸も取れた誠は

「お前、退院後に一番やりたい事はそれなんだな…」

「紘…そんな分かりきった事…」

そんな紘と波留の言葉を尻目に、最初に行ったのは、ランジェリーショップ。

入院前、

(波留に選んで貰ったと言う事が不服だ…)

と、考え、いつ行こうかと考えていたら、襲撃に遭った。

しかも、入院中は大晦日や元旦以外、他の誰かと同伴だった為、萌を襲うと言う事は全くしていなく、誠はこの日を待ちきれないばかりに待った。

「ちょ…まこちゃ…」

前回行ったランジェリーショップより、過激度と言うより少しフェチ的要素が高いベビードールが並ぶ店に来た萌と夏子は顔を赤らめている。

ちなみに今回波留は

「俺違うテナント行ってくる〜」

と、違う店の商品を見に行き、残ったのは誠と紘、萌に夏子。

(ここに残ったって事はなーるほどねー)

と、紘に向かい内心ニヤニヤしつつ、商品を選び出し、3着ほど萌に見せる。

一着は無難な黒い透けレースに胸元に赤いレースが散りばめられてるもの。
もう一つは、誠が

「萌には絶対白が良い!!」

と、思っていた、胸元が少しレース厚めの、他が透けレースを使われているもの。

もう一つは、

(チーズケーキ作り直してくれてるって言うし…)

と、思いながら選んだ、可愛いらしいメイド服系のベビードール。パンティは紐パンで、胸元は少し透けレース素材で作られているもの。

紐パンと言っても、お尻辺りは紐で出来ていて、Tバックよりも過激度が増している。

萌は

「あ…それ可愛い…」

と、パンティの方に全く気がついていないのか、そう呟いた為、誠は

(っっっしゃ!)

と思いつつ、

「俺が買って来るから、なっちゃん達のトコ言ってて?」

と、言いながら、レジに3着持って行く。

(一人で商品見てた時に、なにかあるって事もあるかもしれないしな…)

警察の張り込みはあっても、用心に越した事はない…。

それが誠の結論だった。


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