この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人型~ドール~
第3章 新人モデル沢木馨
「ここは……。」
見覚えのある個室の特殊な台に寝かされ、上半身を動かせないように固定される。
「やっ……ぃや……。」
両足を開いた状態で固定され、開かれた穴に見覚えのある大きな装置から伸びるホースが取り付けられ、スイッチが入ると薫のお腹が少しずつ膨らみ始める。中に大量の液体が流し込まれ、薫は頭を左右に降る。
「やめっ……。もっ……ムリ……ぃやあ。」
上下に腰を降って嫌がる薫の元へ都がやって来る。
「都様……も、やめっ……て……ぃや……。」
涙目で訴える薫の頭を都は優しく撫でる。この個室は薫専用の卵産みの部屋。ドールの卵を産めるのはこの世でたった1人、女王である薫だけだった。その為、卵の研究の度、ドールを普及させる度に薫はこの部屋に閉じ込められ、ひたすら卵を産み続けた。それはまるで卵を産む為に育てられてる雌鳥のように……。
装置が音を鳴らすとホースは外され、お腹の中で卵が育つまで間違えて産まないように冷たい鉄の板で股にくい込むようにして押さえ込み、両足を揃えた状態でしっかり固定される。
「卵産みはいつぶりだったかしらね?今予約が凄いのよ。1週間かけて産めるだけ産んでもらわないといけなくて。産むのは朝と夜。1週間、ここから貴方は出ることは出来ないけど、頑張りなさい。」
薫の涙を拭って都は言うと、スタッフと一緒に部屋を出ていった。薫は唯一動かせる頭を振りお腹の中で次々に作られる卵が更にお腹を押し広げる痛みに耐えた。
朝になると、スタッフが卵を入れる大きな籠に暖かい布を敷き詰めたものを持って入ってくる。
「卵が割れないように優しく産んでくださいね。」
両足を開かされ、鉄の板が外されると、頭の方が持ち上がり、身体が斜めになる。
「はぁっ、あっ、出る……。」
一気に出そうになる卵を必死にお尻や腰に力を入れてゆっくり一つづつ出るようにして全ての卵を産む。その間に他のスタッフが装置の中の液体を補充する。
全ての卵を産み終えると、再び装置のホースから液体が流し込まれ、昨夜同様に身体が固定される。その繰り返しを朝と夜に行われ、1週間経ってドールケースを見た時、薫は思わず声を上げて泣いてしまった。
/14ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ