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人型~ドール~
第2章 ドール決勝戦
控え室に着くと、女王はドールケースにそのままの状態で仕舞われた。
「苦しい?薫。」
「京子様。股が避けそうです。痛くて熱くて、いきたいです。」
薫とは京子が女王に付けた名前だ。ドールには元々名前は無い。持ち主が自由に名前を付ける。なので京子は薫と名前を付けた。都もそれを気に入ってくれている。
「そうね、ちゃんといかせて貰ってないものね。声も出せないし、気持ちよくなりたいわよね。」
「京子様。お願いします。いかせてください。」
「ダメよ。でも、貴方には明日からやって欲しい仕事があるの。だから今日は帰ったら解体するわ。」
「はい……。」
「だから、今は寝なさい。」
京子に言われて薫は目を閉じた。
「京子、明日から薫使うのよね。」
バタバタと部屋に入るなり都が確認するように言う。
「ええ。だから、今日解体するわ。そして明日の朝に整型する。」
「解ったわ。私は今の所使う予定無いから、貴方の自由にしなさい。もう連れて帰って平気よ。」
そう言うと都はまたバタバタと慌ただしく部屋を出ていった。京子がテレビを見ると、ドールの解体と整型についての研究所職員が話している所だった。
「ドールは人間では無い。けれど、人間になる事も出来るの。使い方次第ではとても便利な玩具なのよ。ただの性欲処理にしか使わないヤツらには解らないでしょうけどね。」
京子はそう言うと、テレビを消して、ドールケースをホテルの人に運び出してもらい、車に乗せると、家に帰って行った。
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