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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第33章 カラオケボックス
耳たぶを執拗に責める私の伸びた首筋に唇が触れ、ツツゥウっと舐めあげられて、
「そういうことして大丈夫なのか?」
何を誰に何に対して大丈夫なのかはわからないけど、
「いいんじゃないですか?
スイッチ入っちゃったもん。」
言葉とは裏腹にマイクのスイッチを切った。
それを見て、トップもマイクを拾いスイッチを切って、違うマイクのスイッチを入れたようだ。
「いいのか?」
耳許で囁かれた言葉に返事する前に、耳から頬を舌が通過して唇を舐められる。
唇を開くことが返事であるかのように、チュッ…チュッ…
リップ音を立てて唇を啄まれる。
バードキスと言うのだろうか、唇を軽く…でも執拗に責められる。
上手いのか、トップの好みなのか、それだけで欲をほだされ、唇同士が合わさると同時に、互いの手は互いにまさぐりあっていた。
酔っ払っているとはいえ、唇が離れる時には、私のブラウスのボタンは外されていて、タンクトップは捲れブラは外されていた。
対して私はベルトを外し、ファスナーを開け、トランクスに手を入れるのがやっと…
どれだけ若返っちゃったんだろうってほどの早業だった。