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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第46章 願望2

事前に見せられた麻縄が解かれ、まず自分で後ろ手に互いの腕を握るように言われます。

組んだ7分袖辺りのところを結わえられているようです。

縄は蝋が塗られているのか、光沢があり、それでも肌を傷つけないように、結んだ余りを引き抜くのも注意深くしています。

縛るのは主宰で、野球男が助手に入ります。

逆に隊長は主宰の技術を見ようと、私の周りを回って見ています。

そして合間にちょっかいを出すといった感じで乳首に軽く触れ、

〔右と左、どっちが感じる?〕

と訊いてきます。

背は低めですがスタイルもよく、通った鼻筋に切れ長の目、獅童とか浅野的な雰囲気の人ですが、
茶目っ気たっぷりといった感じです。

しばらくぐるぐる回って観察していたのですが、

〔やっぱ、風呂入ってくる〜〕

と、おもむろに目の前で脱ぎ出してバスルームに消えて行きました。

っと言ってもすぐそこに見えるんですけどね…

二つ折りにした縄の輪に縄を通して結び、何重にも結ばれていきます。

その2本になった縄が胸の上を2回通り脇の下で結ばれます。


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