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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第47章 待望のデート

「姉さん、当時、俺ら、『絶対ヤッテるだろう。』って周りに見られてたの知ってる?」

「仲良すぎるって言われてたのは知ってる…」

そう、彼と同じ支店だった当時、異様に私の同期が同じ支店に集中してて、若い子たち(野郎)は、よく(無理やり)女の子の付くスナックに連れ回されていた。

そして、彼らと飲みにいく度に、『私と出来てる(ヤッテる)だろう。』と訊かれていたというのだ。

「それで?」

「ヤッテませんって答えても、『その仲の良さはヤッテないとかありえない。じゃあヤッテみろ』って言われて、また次に飲みに行くと、『ヤッタだろう』って…」

「そう、それで、ヤりたかったの?」

「そりゃヤりたかったよ。」

「じゃあシておけば良かったね。」

「いいの…今からスルし…」

とまた深い口づけ…

「そう?でも若い時にしとけば良かったんじゃない?
オバサンになっちゃったよ?」

「関係ないよ。俺だって同じだけ歳食うんだし、歳の差は縮まらないんだし…
でも20代の4歳は凄く離れてるけど、今の4歳って変わんなくねぇ?」

「うん…」

「姉さんがそういうものの考え方を俺に教えてくれたんでしょ?」

ん…

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