この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
連攣鎖(つれづれぐさ)*
第47章 待望のデート
「俺ね、姉さんとは成るべくして成ると昔から思ってたよ。
絶対に俺のモンにするって…
さぁ、時間はいっぱいあるけど服脱ごっか、もう邪魔でしょ?」
と、クローゼットに連れて行かれ、各々スーツを脱いでハンガーに掛ける。
彼はさっさと裸になり、下着姿の私を見ないようにして、トイレに行く。
その間に裸になりバスルームに逃げ込み体を洗った。
何だろう…本当に気が楽、見せられる体じゃないし、脱がされるとか見られて脱ぐとかまどろっこしい。
お互い素面なら尚更…
ガチャッ…
バスルームの扉が開き、
「見っけ…
やっぱ、ここにいた。」
風呂椅子に座り、手早く泡まみれになって隠した私は見つけられ、彼は立ったまま、多分私を見下ろしている。
「シャワー流してあげる。」
と隠した泡を落とされて、素早くバスタブに逃げ込んだ。
彼はニヤニヤ笑いながら風呂椅子に座り体を洗っている。
「お風呂狭いね。」
「そう?十分でしょ?」
「丸いジャグジー付きとか、寝そべれそうなのとかあるじゃん。」
「ジャグジーがあれば良かったの?」
「あ、ジャグジーはあるよ。」
とスイッチを入れた。