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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第10章 竿渡り放浪記

泊まるイコールsexするという構図はまだ私の中になく、憧れの人がいいパパをしていないことに、相手の女性とのその場所に行き、邪魔してやろう、くらいの酔っ払いの考えだったと思います。

家について、酔いが回って一つの布団に寝たんだと思います。

翌朝、凄く早くに起こされました。
そしていきなり始まりました。

『そういうことをするつもりで来たんだろう?』的なことを言われ、ダブル(二重)浮気だなぁと思いながら拒みませんでした。

憧れの相手ということもあり、気持ちは初回よりはあったと思います。

胸、主に乳首を執拗に弄られましたが、その人も、私が濡れているとわかると、性急に挿入しようとしてきました。

「痛いっ」

「初めてか?」

「いえ、二回目です。」

チッと小さく舌打ちをして、その人は離れていきました。

「しないんですか?」

「痛いんなら無理だろう?」

完全に離れて胡座をかくその人のモノは太さは無いものの、臍あたりまで反り返っていて、天を突き刺すように生えていて、天狗の鼻のようでした。

でも、痛くないように解してやろう、ヨクしてやろうという男性ではありませんでした。

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