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あんなこんなエロ短編集
第13章 2年D組高橋くん
ピッ。


タイムカードを押し、


制服エプロンをつけ手を洗う。


フロアに入る。



「いらっしゃいませ。2名様でよろしかったで



しょうか?」



客を席に誘導しながら、



背中が緊張する。



厨房にカレンさんがいる。



カレンさんもフロア係なのだが、



料理長と何やら喋っている。



「ご注文決まりましたらこちらのボタンを


お願いします、失礼致します」



下がる。



チラッと厨房を見てしまう。



(きゃはははは…………)



聞こえないのに、



そんな嬌声が響いているんだろうなと分か


る二人のかお。



好きとかそんなんじゃない。



向こうだってそういうつもりはゼロのはず。



ーーーーーいや、もう忘れてるかも。



だけど、あんな激しいセックスをして何事


もなかったように振る舞うのは、


俺には難しい気がした。



接客中も頭の中ではカレンさんとの


激しいセックスが浮かんで、


勃起したモノを鎮めるのに苦労する。


甘い香り、


『ああん!!あんっ!


もっとしてぇぇっ』


よつん這いであんな格好で丸見えの


泥濘に突っ込んでいった時の興奮……………




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