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あんなこんなエロ短編集
第16章 飛んでく心

警察官は怪訝な顔をして僕に詰問した。
「か、彼女の家なんです、この部屋。
これは………違うんです、変なコトではあり
ませんから」
僕は慌ててかぶりを振った。
そうだ、あさみは僕の彼女なんだ。
これはおかしなコトなんかじゃない。
誰だって自分の彼女のいやらしい格好には興奮
するだろう?
口を動かしたが、
警察官は怒った表情をしている。
伝わってないのだろうか?
無線で何か喋っていた。
遠くからサイレンのような音が聞こえ始める。
違う、そうじゃなくてーーーーーーーーー
縋るようにあさみの部屋を見た。
先ほどまでの艶めかしい声は消え、
静かに落ち着いた部屋がそこにあった。
〈おわり〉
「か、彼女の家なんです、この部屋。
これは………違うんです、変なコトではあり
ませんから」
僕は慌ててかぶりを振った。
そうだ、あさみは僕の彼女なんだ。
これはおかしなコトなんかじゃない。
誰だって自分の彼女のいやらしい格好には興奮
するだろう?
口を動かしたが、
警察官は怒った表情をしている。
伝わってないのだろうか?
無線で何か喋っていた。
遠くからサイレンのような音が聞こえ始める。
違う、そうじゃなくてーーーーーーーーー
縋るようにあさみの部屋を見た。
先ほどまでの艶めかしい声は消え、
静かに落ち着いた部屋がそこにあった。
〈おわり〉

