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あんなこんなエロ短編集
第4章 彼女は女神サマ
能瀬に勝ったり。




あんなに可愛い子が、俺の彼女……………




「長谷部さん、課長が呼んでますよ」




隣のデスクの女子社員が俺の腕を叩いた。




課長から叱責を受けながら、




俺は結菜のことを想う。












************************

「圭太さん。これ、よかったら……」



結菜が四角い箱を差し出してきた。




夜の公園。



仕事帰りに待ち合わせをして、




「ちょっと歩こうか」と近くの公園をぶらついた。




「えっ………い、いいの?」




「うん。いつもコンビニのお弁当だって言ってたから。


下手だけど、頑張って作ったの」




街灯の下、



ショートパンツにパーカーという出で立ちの



結菜が可愛い。




髪をアップにしている。




可愛過ぎて隣にいるだけで心臓がバクバク鳴る。




蓋を開けてみると…………………





「うわ!!ハンバーグがハート型じゃん!



ありがとう!!」




彩り豊かなお弁当だ。





泣きそうだ俺……!





「えへへ。食べてくれたら嬉しいです」




照れたように笑う結菜。




俺は蓋をして、




結菜を抱き締めた。





「俺んち…………………、来る?」





「…………えっ………、それはちょっと」





ダメなのか。




焦り過ぎたな俺。









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