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あんなこんなエロ短編集
第21章 裏のかお

ーーーーー「酷くない?
生徒の親とお不倫ですか」
黒ばかりで覆われた部屋。
冴子はーーー別にしなくても良いのだがーーー
椅子に座る雪途の前で正座している。
「えーと………あのね、
雪途く………」
雪途が立ち上がって冴子の前に立つ。
冷たい視線。
「!痛っ」
美しい瞳に見惚れた一瞬。
雪途は冴子の髪を手で鷲掴んだ。
「何か言うことあるよね?
先生」
ゾクリ
背筋に悪寒が走った。
雪途の瞳は、
氷のように冷たい。
長い睫毛に囲まれた切れ長の瞳は、
冬の凍った池を思い出させる。
見下ろさられ、戦慄すら覚えた。
「痛い!雪途くん………、
離して」
「父さんと何かあったよね?
誤魔化しても、バレバレだよ。
俺そういう事には鋭いから」
冷たい声が降りかかる。
冴子は歯を食い縛った。
生徒の親とお不倫ですか」
黒ばかりで覆われた部屋。
冴子はーーー別にしなくても良いのだがーーー
椅子に座る雪途の前で正座している。
「えーと………あのね、
雪途く………」
雪途が立ち上がって冴子の前に立つ。
冷たい視線。
「!痛っ」
美しい瞳に見惚れた一瞬。
雪途は冴子の髪を手で鷲掴んだ。
「何か言うことあるよね?
先生」
ゾクリ
背筋に悪寒が走った。
雪途の瞳は、
氷のように冷たい。
長い睫毛に囲まれた切れ長の瞳は、
冬の凍った池を思い出させる。
見下ろさられ、戦慄すら覚えた。
「痛い!雪途くん………、
離して」
「父さんと何かあったよね?
誤魔化しても、バレバレだよ。
俺そういう事には鋭いから」
冷たい声が降りかかる。
冴子は歯を食い縛った。

